設立趣旨書

1.趣旨
21世紀に至り医療費は年々増加し、企業が健康保険組合を解散する動きが強まっています。今後高齢化が進む中で、医療技術の進歩に伴い、ますます医療費の増加が予想されます。
また、21世紀は“こころの時代”と言われる中で、ますます過密化する都市、核家族化にともなう家族関係の難しさ、技術革新による質的変化と人間関係など、複雑な現代社会に生きる私たちは、日常生活のあらゆる面で様々なストレスの脅威にさらされ、こころの退廃が深刻になっています。
そのような状況の中、私たち個人が自分自身の健康を肉体・精神の両面から自ら管理すること、また、生活を共にする家族がお互いの健康を気遣い、いたわり合うということが重要になってくるといえます。このようなことは、昔から日本では母親が子供の痛いところに手を当てるというようなことで、ごく当たり前に行われていました。
手を当てるということは単に肉体的に痛みが癒えるということだけでなく、体にふれることにより心の安らぎが得られるからです。
このような手当て法は、自然発生的に国内各地で行われていましたが、大正11年に臼井霊気療法として成立したものがレイキ法として海外に伝わり、今では先進医療の現場で活用され、補完・代替医療として認められています。この優れた補完・代替医療としての面と、国内で連綿と受け継がれてきた“こころの安らぎを高める”という二つの面を、現代に即した誰もが日常的に気軽に実践できる方法として、一般市民が活用できるよう正しく伝える必要性があると考えます。
レイキ法の基本理念は、一切の器具や薬品を用いず、手当てによって自己治癒力を高めると共に、心を安定させ、幸福な人生を送ることにあります。このレイキ法をひとりひとりが活用して健康で幸福な人生を送ることにより、調和のある社会が創造され、ひいては世界全体が真の平和を享受できることが理想の姿といえます。

2.申請に至るまでの過程
西洋のレイキ法と、国内伝承のレイキ法の両者の特徴を取り入れ、現代社会に生きる人たちの活用法として構成された現代レイキ法が、海外や国内で普及されつつあります。
これまでに、2003年から現代レイキ法の指導者(マスター)を中心に、関東現代レイキ法マスターグループとして、1年間に3回の頻度で、一般市民を対象にした交流会を開催し、毎回100名近くの参加者がありました。そこに参加した人々の中から、新たにレイキ法を学びたいという人が多数現れ、現在では現代レイキ法指導者(マスター)は約300名となりました。
その反面、西洋のレイキ法が国内で普及するに伴い、安易な指導を行ったり、誤った情報を流布して誤解を招くこともあるため、多くの人にレイキ法は有効な自然療法であると同時に、人生の質を高める生涯学習に適した技法であることを認識してもらい、正しいレイキ法を伝える必要性を痛感するようになりました。
しかし、このような活動を、個人的な集まりで進めるには限界があり、組織的に統一された永続的な基盤のもとで行われることが望まれます。
多くの実践者から特定非営利活動法人化の要望もあり、広く人々に正しいレイキ法を普及すべく、特定非営利活動法人現代レイキの会を設立申請するに至りました。
   2004年12月19日